@momojiro_ さんの帰宅ログ


[凡例:ピンは・赤:出発地点、青:経過地点、黄色:到着地点 ラインは・赤:徒歩、青:公共交通機関、紫:自家用車] 大きな地図で表示

  • 職場指示で17時30分まで避難場所(学習院大学)に避難。帰宅経路によって班分けされ待機。
  • 各リーダーの判断で帰宅することになったがどうするのか決まらないまま19時を過ぎる。
  • 体力的に自宅にたどり着けるタイムリミットを超えたと判断し避難してよいと申し出てくれた友人宅(落合南長崎駅近く)に徒歩で向かう。確か19時20分頃と思われます。
  • 多くの人が歩いていて心強かったのと、休んでくださいという張り紙の店舗が何メートルかおきに点在していたのに助けられました。
  • 道路は渋滞しており、目白通りで友人宅方向の路線バスを4台抜きました。
  • 途中の山手通り、新目白通りとの交差点では相当数の人と遭遇しました。
  • 暖をとりながら40分程度で友人宅に到着し一泊しました。
  • 半蔵門線田園都市線利用者が多いのでは、と銀座線にしたのですが上野駅で混雑しているとの事で15分くらい止まっていました。
  • 渋谷駅からの東横線はそれほど混んでいなかったと記憶しています。
  • 社員の安全なども考えてくれたのでしょうが、判断待ちの時間が長過ぎました。日のあるうちに行動させて欲しかった。たった3キロでも風が冷たく、相当つらかったです。
  • また、ケータイの充電器をたまたま持ち歩いていた事や、職場の固定電話を使わせてもらえたこともラッキーだったようです。
  • 避難先の友人は別の友人にも声をかけていたのですがやりとりの最中に電池がなくなり、池袋で夜明かししたそうです。

詳しい状況がさだかではないのですが、職場のリーダーの判断が遅くなって陽が暮れる前に行動することができなかった、というのは問題ですね。よく言われることですが、こういう非常時に誰かに「判断させる」というのは危険だと思います。ほかの職場の方々はどうなさったのでしょうか。今後の対策としてちゃんとフィードバックされたのでしょうか。気になります。

この「帰宅ログ」を募って、現時点でぼくが意外に思ったのは、この@momojiro_ さんのように、知人・友人のお世話になった、と言う方がすごく少ない、ということ。まあ、ぼく自身もそうしなかったわけですが。

単純に、都心圏に居を構える知り合いが少ない、ということもあるでしょうが、思うに「いきなり人の家を訪ねる」ということの心理的ハードルのせいもあると思います。他の国・文化圏だったらどうなのだろう、と思いました。