@fragrant_flower さんの帰宅ログ


[凡例:ピンは・赤:出発地点、青:経過地点、黄色:到着地点 ラインは・赤:徒歩、青:公共交通機関、紫:自家用車] 大きな地図で表示

  • 自宅が検見川浜で、twitterでは液状化がひどいといった書き込みを見ていたので、とても心配で帰りたかったのですが、 JRが動かず、会社の人に止められたこともあり、会社で一晩過ごしました。
  • JRが朝7時から動くというニュースも見ましたが、検見川浜のある京葉線は動く路線リストになく、twitterでは、橋脚が沈んだ箇所があるとか、再開見込みは午後以降という書き込みを見て、いつ帰ろうか悩みました。
  • 結局、7時をすぎてもJRは駅混雑で実際は動いていないという書き込みを見たので、夜通し動いていたメトロはそこそこ空いてきただろうということもあり、西船橋までメトロ、そこから歩くことにしました。
  • 一人で歩くのは心細かったので、どうせなら夜、人が道にたくさんいる間に移動したかったです。。。
  • 8:00 意を決して会社を出る。虎ノ門から銀座線で日本橋へ。ホームは人が少ないですが、思ったよりいました。数分くらいで電車が来て、車内はそこそこの込み具合。
  • 8:20 日本橋東西線にのりかえ。東西線ホームは幅いっぱいに人が行列になって電車を待っていました。また数分くらいで電車が来ましたが、人が乗りすぎていて、一台見送りました。
  • 8:30 5分ほどで二台目が来たので、なんとか乗りましたが、かなり込んでいました。
  • 9:10 原木中山で、西船橋構内の混雑のため、ホームに入れず停車。車内は相当な混雑で、ずっと立ちっぱなしの上に変な姿勢だったので、かなり疲れていました。総武線が25キロ制限で運転再開のアナウンスあり。
  • 9:30 西船橋に着く。総武線への乗り換えもいったん駅を出てからという誘導あり。総武線は止まっていそうだったのと、たぶん来ても人がたくさん乗っていて、これ以上電車はいやだと思ったのと、結局京葉線側へ移動しなければならないので、当初の予定とおりiphoneのマップで検見川浜まで経路検索して、歩くことにしました。
  • 検索結果の予想時間は2時間半くらいでした。駅の周りは人がたくさんいましたが、すぐに人気の無い道に。何人かは同じような人が歩いていました。
  • 9:50 京葉道路を横断。通行規制のためか車がいなくて、一台だけセーフティカーみたいな車が千葉方向へ走っていきました。
  • 10:07 途中のコンビニでおやつを買いつつ、湾岸道路沿いまで来ました。道路は一応つっかえながら流れているけど渋滞。ここまでは見知らぬ道で正しい道を歩いているのか不安でしたが、ここから後はひたすらこの道沿いに歩くだけと思ったので、ちょっと安心しました。
  • 10:40 南船橋に着く。足の裏が靴擦れし始めていて、かなり消耗しました。ららぽーとでトイレ借りたりしたいなーと思いましたが、閉店していたので、数分休んでから再び歩きました。駅周りは人がそこそこいて安心しました。歩き出すとまた一人に。
  • 11:28 新習志野のあたり。道が液状化したらしくて、泥がいっぱい広がっていてびっくり。最初生コンクリートかと思いました。その後も車道からちょっと離れて公園の遊歩道みたいな道に入ると、液状化が激しくて、道路が地割れした上に隆起していたり、下水ぽい水が溢れていたり、びっくり。保守係っぽいおじさんたち数人とすれちがったり、危なそうなところにコーンが置いてあったりして、対応早いなーと感心しました。
  • 11:50 公園を抜けたところでバス停を見つけました(浜田一丁目)。
  • 12:20 「駅前補修中」ということで一つ手前の停留所でおろされました。駅前は液状化で、泥、割れたガラスタイル、隆起した舗道などなどで、みんなびっくり。重機がすでに出ていて、またまた対応の早さに驚きました。
  • 12:50 歩きで検見川浜に着く。足が痛くて心折れそうでした。
  • 自宅に帰った後、14時頃京葉線が動いたと聞いたので、待っていればよかったかな?とちょっと思いましたが、

早く帰りたかったのと、地震の爪痕を見る事が出来たので、やはり歩いて帰ってよかったなと思いました。

  • 安全な待機場所があるなら、無理して夜帰らなくていいかも知れませんが、道中一人で心細かったので、やっぱり人がたくさんいる間に歩いて帰りたかったな…とちょっとまだ思っています。
  • どうなんでしょうね?一人歩いている間に余震があったらと思うと、埋め立て地だし、湾内ですけど津波が来たら…と怖かったです。
  • 職場でtwitterを見ているのが私だけで、他の人と情報の温度差があったので、同じくらいの情報を見ている人が周りにいたら、また違った判断をしていたかもです。
  • 早い時間に新橋駅前から同じ方向へ帰る人を募って、タクシーで帰る…とかも考えたんですが、会社が帰してくれなかったので未遂に終わりました。

ぼくの自宅は西船橋で、@fragrant_flower さんが歩いた湾岸の道はよく知っています。陽があるとはいえ、あそこをひとりぼっちで歩くのはさぞかし心細かっただろうなあ、と思います。

ご本人が言っておられるように、どの時点でどうやって帰るのがいちばん良かったのかは分かりません。むずかしいですね。もっと湾岸から離れた内側の道なら人通りもあったと思いますが、距離は遠回りになりますし。

たとえば甲州街道を同じ距離歩くのとは疲れ方が違うと思います。道路の性格の違いというのはおもしろいなあ、と思いました。

ともあれ、ご無事でなにより。お疲れさまでした!