@homare_mare さんの帰宅ログ


凡例:ピンは・赤:出発地点、青:経過地点、黄色:到着地点 ラインは・赤:徒歩、青:公共交通機関、紫:自家用車より大きな地図で表示

  • 16時頃会社を出て、靖国通りをひたすら徒歩で新宿へ。19時頃新宿に着く。
  • 大久保の日赤本社で待機。
  • 23時少し前に西武新宿線が復旧し、所沢駅へ電車移動。0時頃着。
  • 駅から自宅へはいつも通り自転車。
  • 靖国通りは人で溢れかえっていた。みんな考えることは同じだったようだ。
  • オフィス街のため、ヒールの高い靴を履いた女性が多く、みんな歩きづらそうだった。私は普段からローヒールなので問題なかったが、スニーカーなど歩くことを目的にした靴を会社に置いておくといいかもしれない。
  • 新宿までは同僚と3人で行動していたが、別れた途端に急に不安になった。できるだけ、顔見知りと一緒に行動した方がよいように思う。「新宿まで行けば何とかなる」と思って歩いてきたが、結局その時点ではどうにもならず、会社に残っていた社員もいたので、私も残ればよかったと後悔した。
  • たまたま西武新宿駅の近くに避難場所の地図があることを覚えていたので、それを頼りに避難場所へ向かったが、そういうのを知らず、TwitterSNSなどとも縁のない人は情報を得にくく困ったのではないかと思う。事実、私もTwitterまで頭が回らず、靖国通り沿いの帰宅難民を受け入れていた大学や施設を素通りしたことに後で気付いた。
  • 19時以降、たまたま見つけた大久保の日赤本社で待機。帰宅難民が多数いた。話を聞くと、ほとんど『新宿か池袋に行けば何とかなると思った』『家は埼玉(もしくは東京郊外)』と言っていた。ここで水と非常食をいただき、トイレと毛布を使わせてもらい、待機していた。徒歩帰宅者用に地図の配布もしていたようだ。また、交通機関の復旧情報、付近の本格的な避難所情報などを随時アナウンスしてくれたので、携帯の充電を気にせずに済んだ。
  • 宮城や茨城に比べたら、東京や埼玉の被害は微々たるものですが、精神的に結構やられた気がします。
  • 長距離通勤なので、親にも帰宅難民の可能性を指摘されていたのですが、まさか自分がそんな状況になるとは全く考えておらず、かなりショックでした。『家に帰れないかもしれない』という絶望感は思った以上の衝撃です。若干まだ尾を引いてます。
  • 「新宿まで行けば何とかなると思った」っていうのはすごく分かります。ぼくも漫然と「とりあえず駅行くかー」って移動しました。結局駅前で復旧するまで待つことになりました。
  • 知人と別れたとたん不安になった、というのもすごくわかります。ほんと、ひとりってつらかったですよね。